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代表税理士・西村敦正(税理士法人BAMC)



西村さんは相続に特化した業務をされていますが税理士としてのキャリアを選んだ理由を教えてください。


税理士は一身に帰属する資格で、自分の能力を高め、世の中のために仕事をする姿勢に憧れました。

大きな組織の中で働く事より、より自由に、自分の力で勝負をして、社会の役に立ちたいと思いこの仕事を選びました。

その中で相続の分野は、税金の問題だけでなく、故人や家族の想いが錯綜する、とても人の気持ちを大切にする仕事です。



これまでの相続事案で特に印象に残っているお客様とのエピソードはありますか?


相続対策を進めていた、60代の資産家のお客様が癌になり、半年後に亡くなりました。なくなる3日前に病院を訪ねた際、私の手を握りしめ、「家族を宜しくお願いします」と痩せた手で、力強く握りしめてこられた、あの手のぬくもりは、今でも私の手に残っています。

相続税の納税も切り抜け、その後息子さんは立派に財産と会社を守り、逞しく成長されました。そんな彼に寄り添い、一緒にお仕事ができる日々に私も喜びを感じています。




お客様と信頼関係を築くために、大切にしていることは何ですか?


相続の仕事は、相続が発生した現場も、相続を心配されている対策検討時の場面も、いずれもお客様がとてもセンシティブになっています。

そんな状況の中で、財産の全容をヒアリングし、家族の関係をお聞きしなければなりません。

お客様の幸せのために、自分に何ができるか、私は自分も家族の一員になった気持ちで、いつもお話を聞いています。

自分の親や子供たちが、同じような場面に直面したら、どんな気持ちになるのか。

そんなお客様の思いを共有することを心がけています。



BAMCで働くことで得られる魅力を教えてください。


自分の能力を高め、世の中のために仕事をする上で、仲間の協力は欠かせません。

お客様はいろいろな問題に直面します。どんなに努力をし、勉強を重ねても、自分一人で解決できる問題は限られています。

BAMCにはいろいろな分野の専門家がいます。そして、皆が努力をし、日々能力を高めています。そんな仲間の力を借り、総合的にお客様をサポートし、問題解決ができたときの喜びは、代えがたいものです。

自分がほんとうに社会に必要とされている人間だと感じられる瞬間です。

BAMCにはそんな仲間がいます。

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